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鹿児島高専が「火山灰自動計測装置」を開発[02/13 19:18]

鹿児島工業高等専門学校の学生が企業と連携し、桜島の降灰を自動で計測する装置を開発しました。
特許も取得したという装置、実用化が期待されています。

装置は、鹿児島高専の学生と霧島市の無線通信機器メーカー「ユピテル鹿児島」などが、5年かけて共同研究しました。

現在、桜島の降灰量は、気象台が皿などに集めた火山灰を「電子てんびん」で量っています。
一方、今回開発された装置は、火山灰を受け止める白い板に赤外線をあて、はね返った赤外線の量を電気信号に変換して降灰量を判定します。

電子てんびんで量る方法に比べ、作業の手間が省けるほか、時間帯に左右されず常に測定できるメリットがあり、今月8日、特許を取得しました。

装置には、太陽光発電パネルと蓄電機能が付いています。
火山灰が太陽光パネルに積もると発電効率が落ちるため、降灰量を監視して取り除くシステムも導入する計画です。

(楠原良人特任教授)「ほぼ実用化の段階まできたので、次年度以降はもっと厳密に、地域のためになるような装置に開発していきたいと思う」

計測データは、スマートフォンやタブレット端末を通じ、一般の人への公開も検討しているということです。
桜島をはじめ、火山が身近にある鹿児島。鹿児島高専は、自治体などの公的機関や、降灰被害を受ける農業などの現場でニーズがあるとして、来年の実用化を目指しています。

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