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姶良市長選 現職と新人の一騎打ち[04/17 19:31]

22日(日)に投票が行われる鹿児島県姶良市の市長選挙は、4年前の前回と同じ顔ぶれの一騎打ちとなり、激しい選挙戦となっています。

任期満了に伴う姶良市長選挙に立候補しているのは届け出順に、現職で3期目を目指す笹山義弘さん(65)と、新人で元日本テレビ社員の湯元敏浩さん(53)で、いずれも無所属です。

笹山義弘さんは旧加治木町出身で、加治木町議や町長を経て合併後の姶良市の市長を2期8年務めています。3期目を、進めている「暮らしやすいまちづくり」の総仕上げとし、子ども医療費助成の対象を高校生まで拡充することやサッカー指導者の育成拠点ともなるフットボールセンターの新設などを掲げています。

湯元敏浩さんは旧蒲生町出身で、日本テレビの政治部記者などを務めたあと、4年前、姶良市長選に立候補し落選しました。「鹿児島が変わる、姶良も変わろう」をキャッチフレーズに、周辺の自治体と連携した公立の短大設立や、市内5つのJRの駅を活用したまちづくりなどを掲げています。

姶良市は、2010年に姶良、加治木、蒲生の旧3町が合併して誕生しました。県央に位置する利便性などから合併8年で進出企業は増え、公共施設の整備も進みました。
人口は、合併当時よりおよそ2000人増え、今年4月1日現在で7万6993人。県本土で人口が増え続ける唯一の自治体で、子育て世代も増加傾向です。
しかし、姶良以外の旧2町の人口は減少し、中心部と、人口が流出する周辺部の2極化が進んでいます。地域間の格差という課題について、2人の候補はそれぞれ活性化策を訴えます。

前回の市長選は接戦となり、当選した笹山さんと湯元さんの票差は745票でした。
今回、笹山さんはJAや建設業などの推薦を集め、組織を固めています。一方、湯元さんは草の根で支持拡大をはかり、企業の支援も広げています。

両陣営は、有権者の6割を占める姶良地区での支持拡大のほか、増加する子育て世代や若者への浸透もはかっていて、選挙戦は最後までもつれる展開になりそうです。

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