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南日本放送 放送倫理

放送倫理の確立に向けた決議

現在、民間放送は、その公共性及び社会的責務から、番組内容にも倫理観が厳しく求められている。
南日本放送は放送倫理の向上と視聴者の利益を守ることを目的に「番組基準」を制定し、放送内容に細心の注意を払った放送に努めている。
しかし、今回、民放連会員社(当時)の健康情報を扱うテレビ番組において架空の証言や捏造データが使用され、事実と異なる内容が放送されたことを重く受け止め、全従業員に対し放送基準の遵守、徹底を図るとともに、放送倫理確立のため

1.放送人としての社会的使命、責任の自覚
2.社会生活に役立つ正確な情報提供
3.番組の審査・チェック体制の再構築
4.番組制作環境の整備
5.放送人育成のための研修制度の強化
などについて、全力で取り組むことを決議する 。

平成19年4月23日
南日本放送

南日本放送 放送基準

南日本放送は、民間放送の使命を深く認識し、地域社会の文化の向上と公共の福祉の増進、産業経済の発展など、健全な民主主義社会の発達に貢献することを目的とする。
このため放送番組は、常に品位を重んじ、世論を尊び、言論の自由と公正を貫き、広告・宣伝についても自らの権威を高めるものであるよう、以下の基準によって編成する。

1.放送法など関係法令に則り、公共性と企業性との調和を求めていく。
2.民主主義社会を尊重して、基本的人権を守り、言論・表現の自由を貫く。
3.社会の現状を常に把握し、公正な判断で、報道機関としての使命を果たす。
4.政治・経済、その他社会的な諸問題に対しては、公正な立場を守り、意見が対立しているものについては、できるだけ公平に取り扱う。
5.社会の付託にこたえるべく、地域社会や内外の放送事業者、諸関係との連携をたもち、放送内容の充実・向上に努める。
6.南日本放送番組審議会の意見を尊重して、放送番組の適正をはかる。
7.放送にあたっては、社会の良識ならびに公序良俗を尊重する。
8.広告・宣伝に関する放送は、社会生活と産業経済の発展に資するものとして、関係法令に従い、視聴者に責任を負いうるものとする。
9.訂正および取り消しの放送は、確認の上、事実に基づいて行う。
10.この基準に定めるものの他は、「日本民間放送連盟放送基準」を準用する。