行動経済学から地域交通を考える
「モビリティのミライ@かごしま KURUMAZA」
第3回ベーシックプログラム開催
11月28日、鹿屋市のホテルさつき苑で国土交通省モビリティ人材育成事業「モビリティのミライ@かごしま KURUMAZA」第3回ベーシックプログラムが開催されました。オンラインを含め自治体職員ら約30人が、生活者のニーズに注目した課題解決のアイデアなどを学びました。
鹿児島トヨペットの川邊安生社長は開会挨拶で「勉強会を通じて学び、現場で活かしていただきたい。同時に我々もそこから色々研究して将来に備えたい」と語りました。
基調講演では、自治体の公共交通計画策定に携わる志學館大学の眞竹龍太客員教授が「デマンド区間」を設けた瀬戸内町の乗り合いタクシーや、重複する路線を再編し、利用者が増加した沖永良部島の事例などを紹介しました。
また、行動経済学に基づく地域活性事業に取り組むバンブック社(東京都)の野口新太執行役員が、生活者の潜在的な心理から課題解決を図る手法に触れ、「高齢化が進む日本は課題発露の最前線。人の数だけ新しい価値を抽出できる」と呼びかけました。
最後に鹿児島ダイハツ販売の德浩之常務取締役管理本部長が「地域ごとのニーズに寄り添い、住民との信頼関係を基盤に、交通課題へ向き合うことの重要性を改めて実感しました」と語りました。