自動運転バスに体験乗車
「モビリティのミライ@かごしま KURUMAZA」
第4回ベーシックプログラム開催

1月28日、南さつま市役所で国土交通省モビリティ人材育成事業「モビリティのミライ@かごしま KURUMAZA」第4回ベーシックプログラムが開催されました。オンラインを含め県内の自治体職員、自動車販売ディーラーの関係者ら約60人が参加。同市で実証実験中の自動運転EVバスへの体験乗車のほか、座学による講座もありました。

開催自治体の本坊輝雄南さつま市長は、地域交通課題について「山あり、山あり、山あり」と表現し、「南さつま市だけがチャレンジするのではなく、県内43市町村で広域的に連携しながら取り組まなければいけません」と挨拶しました。

その後、参加者は自動運転EVバスの乗車体験と、バス運行を管理するオペレーション室を見学しました。バスのスムーズな走行を体験したほか、信号機からの情報を車両が受け取り、自動で停車・発進するシステムについても理解を深めました。

午後からは座学を実践。ネッツトヨタ鹿児島の松下一幸代表取締役専務はあいさつで自動運転について触れ、「近未来ではなく、現在進行形のものを見ました。さらに知識を高めて、次のソリューションに続けていきたいです」と呼びかけました。

基調講演では、南さつま市が自動運転実証実験事業について紹介。また、実証実験を伴走するNTT西日本鹿児島支店による講話もありました。

自治体の公共交通計画策定に携わる志學館大学の眞竹龍太客員教授は、自治体と地域交通の担い手となる事業者との利害調整手法について講演。「協働」を進めるための調整術という視点で、委託費の妥当性を検証する運航コスト分析などについて紹介しました。

参加自治体がグループに分かれ、地元の課題について共有する意見交換会もありました。

最後に南九州日野自動車の堂園浩代表取締役社長が「鹿児島県内では、高齢者が運転をしなければ生活できない状況があります。今後もセミナーを実施し、地域の皆さんに貢献出来たらと思います」と語りました。