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出水市4歳女児死亡を受け 検討委初会合も検証不透明[10/16 19:32]

鹿児島県出水市は、去年8月に4歳の女の子が死亡した事案を受けて設置した、再発防止検討委員会の初めての会合を開きました。しかし16日も含めて3回の会合で報告書をまとめるとしていて、実効的な検証がどこまでできるか不透明です。

(出水市 椎木伸一市長)「4歳の子どもが亡くなる痛ましい悲しい事案が発生した。二度とそういうことがないようにしたい」

初めての会合には、弁護士や大学の研究者、中央児童相談所の所長ら5人の委員が参加して今後の進め方などを話し合いました。

大塚璃愛來ちゃんは、去年8月、自宅の風呂でおぼれたとして搬送された病院で死亡し、死因は水死とみられています。死亡の前日に璃愛來ちゃんを殴っていたとして、母親の交際相手の男性が暴行の疑いで逮捕されましたが、その後、処分保留で釈放され、いまも任意で捜査が続いています。

県が先月まとめた検証報告書は、夜に1人でいるところを警察に4回保護されたにも関わらず、一時保護をしなかった中央児童相談所については「引き継ぎが行われず、担当者があいまいであった」などとして、体制自体に問題があった指摘。しかし、病院で2回にわたってあざや傷が見つかったにも関わらず、出水市が48時間以内に確認するいわゆる「48時間ルール」をおこたった経緯については踏み込まれておらず、検証が待たれていました。

ただ、16日公表された予定では、会合の開催は16日も含めて3回で、来年2月にも報告書をまとめるとしていて、どこまで実効的な検証が行えるかは不透明です。

(出水市保健福祉部 冨永栄二部長)「それぞれの委員の意見次第で、2回、3回で終わらない可能性もある。(県の検証以外で)出水市として今後必要な点は検証していきたい」


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