鹿児島県さつま町の養鶏場で12日、ニワトリの鳥インフルエンザの簡易検査を行ったところ、陽性が確認されました。
県などによりますと、簡易検査で陽性が確認されたのは、さつま町湯田の養鶏場のニワトリです。現在、日置市にある鹿児島中央家畜保健衛生所で遺伝子検査を行っていて、12日夜には結果が判明する見通しです。
この養鶏場では、およそ3万4000羽のニワトリを飼っていて、高病原性が確認されれば、全て殺処分されます。
高病原性の鳥インフルエンザが確認されれば、県内では2011年1月の出水市以来2例目となります。
県は12日午後5時から、対策本部会議を開き、対応を協議することにしています。