鹿児島県垂水市で女性の遺体を遺棄した疑いで、男が逮捕された事件で、男が犯行後、女性の車で大分へ移動する際、車のナンバーを偽装していたことが新たに分かりました。
この事件は去年9月、本籍が肝付町で住所不定・無職の田畑悠也容疑者(28)が、鹿屋市旭原町の会社員・岩切みはゆさん(当時35)の遺体を、垂水市海潟の土手に遺棄した疑いで今月9日に逮捕されたものです。
捜査関係者によりますと、田畑容疑者が遺体を遺棄した際、岩切さんの所持金を持ち去っていたことが新たに分かりました。また犯行後、岩切さんが使っていた車で大分県に移動していますが、ナンバープレートを別のナンバーに付け替えていたということです。
警察は、田畑容疑者がナンバーを偽装して足どりをたどりにくくし、事件の発覚を遅らせようとした可能性があるとみて調べています。