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専門家に聞く 鳥インフルエンザとは?感染状況は?[01/13 19:15]

鳥インフルエンザとはどのような病気なのか、そして国内での発生状況は、専門家に聞きました。

(鹿児島大学 小澤真准教授)「ニワトリに対して非常に高い致死率を示すことが知られていて、特に対応しなくても、ほとんど100%の致死率でニワトリを殺してしまう」

ニワトリや野鳥など様々な鳥に感染する「鳥インフルエンザ」。毒性の強さなどによって「低病原性」や「高病原性」に分類されますが、「高病原性」は致死率が高いのが特徴だといいます。
ウイルスが付着した鳥やフンなどを介して感染が広がり、海外ではごくまれに人に感染した例もありますが、国内では鶏肉や卵を食べた人が発症した例は報告されていません。

(小澤准教授)「感染が疑われるような肉や卵は、市場に出回ることをできるだけ早い段階で阻止するシステムが日本として保たれているので、消費者の皆さんは特に気にする必要はないと思う」

ただ、今シーズンは国内の農場で高病原性の鳥インフルエンザの発生が相次いでいて、全国で15県36例目となります。

(小澤准教授)「全国的にも養鶏だけでなく、野鳥でもウイルスがみつかっていたので、感染する、養鶏場内に入ってしまうリスクは、全国どこでも高い状況であったのは間違いない。なおかつ、鹿児島県は非常に養鶏農家の数が多いので、その分だけ発生してしまうリスクは高いかなと考えていた」

鹿児島は肉用のブロイラーの飼育数が全国2位のおよそ2797万羽、卵用のニワトリの飼育数が全国3位のおよそ1171万羽と全国有数の養鶏県です。被害拡大を防ぐためにも、できるたけ早く封じ込めることが大切になるといいます。

(小澤准教授)「万が一(ウイルスが)入ってしまった場合に、できるだけ早く封じ込めをする。殺処分をするのが、次の2次被害、3次被害を食い止める意味で非常に重要。ニワトリの健康状態によく注意をして、活動量や食欲によく注意をして、普段と違うようなものが見受けられた場合には、できるだけ早く県に通報していただくのが必要になってくる」

また、農家以外の人も野鳥が死んでいるのを見つけた場合は、素手で触ったりせず、自治体などに連絡する必要があります。


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