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”緊急事態宣言”1週間 奄美大島は今[01/14 19:41]

新型コロナの感染が急拡大した奄美大島に鹿児島県が独自の緊急事態宣言を出して1月14日で1週間です。未だに感染者が多い状態が続いていて、影響はさまざまな方面に広がっています。

奄美市の商店街の14日の様子です。人通りは少なくなっています。奄美大島の感染者は今月に入り、13日までで520人に上っています。8日に緊急事態宣言が出され、11日からは飲食店へ営業時間短縮などの要請も出されていますが、13日も島内で新たに58人の感染が確認されるなど、収束が見通せない状況が続いています。

(奄美市通り会連合会 森幸一郎会長)「宣言と同時に人通りが全くなくなったような感じ。今まで他人事だと思っていたが、今、身近に迫っているのをひしひしと感じている」

無症状や軽症の感染者を受け入れている奄美市のホテルの映像です。県の職員や看護師が常駐し、感染者の健康観察をしています。ホテルの職員も防護服姿で、食事の配膳や部屋の消毒などの対応に追われています。

(県大島支庁総務企画課 八木徹課長)「日々、入所や退所があるが、それでもその日のうちに埋まっている。県の職員だけでは対応が難しい。ホテルに協力してもらえる部分は協力してもらっている」

県によりますと、奄美大島の宿泊療養施設は83室で、使用率は83.1%となっています。自宅待機者も奄美大島から与論島までの「奄美医療圏」で504人に上っています。

(県大島支庁総務企画課 八木徹課長)「ホテル、保健所、関係機関と連携を図って、速やかに自宅療養している人が療養施設に入所できるよう調整している」

また、感染者だけでなく、濃厚接触者も多く出ているため、スタッフが出勤できず、業務に支障が出ている施設も。

(介護老人保健施設「虹の丘」 喜入厚施設長)「毎日、数がなかなか減らないので、非常に危惧している。勤務を組むのが非常に大変」

奄美市の介護老人保健施設では、今月、家庭内感染などで職員5人が感染。7人が濃厚接触者、2人がその接触者となり、あわせて14人が欠勤しています。人手が足りずに利用者の入浴やレクリエーションなどのサービスを縮小しています。
政府が検討するオミクロン株の濃厚接触者の隔離期間短縮の早期実現を望んでいます。

(介護老人保健施設「虹の丘」 喜入厚施設長)「濃厚接触者の待機が続くと、非常に施設機能が果たせなくなる可能性がある。期間が短ければありがたい。介護は生活に結び付いた大事な仕事」

医療面だけでなく、社会的な影響も広がる新型コロナ。奄美大島への緊急事態宣言は今月24日までですが、収束が見通せず、不安な状況が続いています。


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