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H2Bロケット7号機 15日朝打ち上げ[09/14 19:35]

天候不良で打ち上げが延期されていたH2Bロケット7号機が、15日午前6時前に種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。

H2B7号機は、午後2時ごろに大型ロケット組立棟から発射地点に移され、午後9時ごろから始まる予定の燃料の充填に向けて作業が進められています。これまでのところ作業は順調だということです。

今回ロケットに搭載されるのは、日本が開発した世界最大の無人補給機「こうのとり」7号機です。「こうのとり」は高度およそ400キロにある国際宇宙ステーションに宇宙飛行士が使う生活物資などを運びます。今回のこうのとりは物資を運ぶほかに、もうひとつ重要なミッションがあります。国際宇宙ステーションで行われた実験のサンプルを地球に送る小型カプセルの実験です。
小型カプセルは大きさは直径が84センチ、高さが66センチの円錐状で、重さは180キロです。日本は、宇宙ステーションで行った実験サンプルの持ち帰りをアメリカとロシアに頼っていて、回収までに時間がかかるなどの課題があります。その課題を解決するのがこのカプセルです。カプセルは、熱と衝撃などから中のサンプルを守るため、魔法瓶のような構造で保冷剤を搭載しています。今回は日本の実験棟「きぼう」からタンパク質の結晶などを持ち帰ります。

カプセルは国際宇宙ステーションを離れるこうのとりに搭載され、地球に向かいます。こうのとりは大気圏突入で燃え尽きますが、カプセルは南鳥島付近の太平洋に着水し、船で回収される予定です。

(JAXA田邊宏太技術領域主幹)「他国に頼っていたことを今回我々が実証することで、日本としての独自の回収技術を手に入れたい」。

種子島には多くのロケットファンが訪れていて、期待が高まっています。
(大阪からの観光客・親子)「順調に飛んでほしい。今まで出来なかったことに挑戦するのはすごいこと」「(種子島入りは)9日日曜日、かなり待ってました。子どもたちも宇宙の勉強をしようと思うようになるので、頑張ってほしい」

H2B7号機の打ち上げは15日午前5時59分の予定です。

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