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警官による「制圧死」訴訟 和解成立[10/11 19:35]

鹿児島市で5年前、警察官に取り押さえられて死亡した男性の遺族が鹿児島県に損害賠償を求めていた裁判で、11日に和解が成立しました。

この裁判は、2013年11月、鹿児島市樋之口町の路上で当時42歳の会社員の男性が、代行運転手とトラブルになり暴れていたところ、鹿児島中央警察署の警察官に取り押さえられて窒息死したとして、男性の遺族が、県に対しておよそ9160万円の損害賠償を求めていたものです。

裁判所は過失の割合について、男性が7割、県が3割と判断し、「警察官の過失を軽く見ることは到底できない」などとして、県が遺族側に2530万円を支払うことなどを盛り込んだ和解案を示していました。
鹿児島地裁では11日、遺族側と県側の協議が行われ、双方が裁判所が示した和解案を受け入れ、和解が成立しました。

死亡した男性の父親は、鹿児島市内で会見し、「残念ながら解明は中途半端。息子の無念を晴らせず、申し訳ない気持ちです」と話しました。
いっぽう、県警の有嶋悟首席監察官は「男性のご冥福を祈り、ご遺族に哀悼の意を表する」「解決金の支払いなど和解条項に基づいて適切に対応する」とコメントしています。

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