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香港市民デモ 県関係者も影響懸念[08/13 19:44]

香港で法改正を巡る市民の抗議デモが続く影響で、12日は鹿児島空港でも香港行きの飛行機が出発できなくなりました。影響の広がりに、鹿児島県内の関係者からは懸念の声が聞かれます。

香港では、中国本土への容疑者の引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」の改正案を巡り、2か月に渡って市民の抗議デモが続いています。香港の国際空港では大規模な座り込みが行われ、12日夕方から全便が欠航となりました。

この影響で、鹿児島空港では12日、香港航空の1便が出発できず、一部の乗客はロビーで一夜を明かしました。香港国際空港の運航は13日朝に再開され、12日に鹿児島を出発できなかった香港便も13日午前、離陸しました。

デモの影響は民間交流にも広がっていて、鹿児島大学などが今月と来月に予定していた香港へのインターンシップが中止となりました。
3年前に香港から来日し、鹿児島市で暮らす黎ニッケルさん(29)は、現地で続く抗議デモに理解を示す一方で…。

(黎ニッケルさん)「政府が市民の意見を聞かないと、市民はそういう方法(デモ)しかないのでやってしまう。早く平和に戻ってほしい。民間交流に影響しないようにしてほしい」

鹿児島と香港の交流支援団体「かごしま香港クラブ」の副会長・六反省一さんは、県庁職員として香港駐在員を務めるなど、およそ30年にわたり香港との交流に携わってきました。六反さんもデモの影響が今後さらに広がらないか心配しています。

(六反省一さん)「市民同士の交流は続けないと、友好関係の基盤なので。メンバーひとりひとりが交流をサポートしているので、それは続けたい」

デモがいつ収束するか分からない中で、今後、鹿児島との交流にどんな影響が出るのか?関係者に懸念が広がっています。

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