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奄美世界自然遺産へ IUCN現地調査[10/09 19:18]

来年夏の世界自然遺産登録を目指している「奄美大島、徳之島沖縄島北部および西表島」では、現在、専門家による現地調査が行われています。奄美大島で9日、調査の一部が報道陣に公開されました。

調査を行っているのは、ユネスコの世界遺産委員会の諮問機関IUCN=国際自然保護連合の専門家2人です。調査は今月5日から沖縄県で始まり、8日は徳之島、9日から10日にかけて奄美大島で行われます。

9日は世界自然遺産の候補地、湯湾岳の調査の一部が報道陣に公開され、2人の専門家が希少な野生動植物を観察しました。また、環境省の職員や世界自然遺産候補地科学委員会の学者などから、自然の保全に関するこれまでの取り組みや今後の対策について聞き取りなどを行っていました。

世界自然遺産の候補地は、奄美大島から沖縄の西表島までの700キロにわたる4島で、2年前にはIUCNから推薦区域や環境保全策について指摘があり、「登録延期」の勧告を受け、登録は見送られました。

今回は指摘された細かく分断されていた推薦地を統合したほか、外来種対策、密猟対策など強化して調査が行われています。奄美大島の調査は10日午前中まで、4島のうち最後の西表島は今月12日まで行われます。

今回の調査などを踏まえたIUCNの世界遺産委員会への登録可否の勧告は、来年5月に行われる予定です。

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