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「高速船なんきゅう10号」事故 国「重大な船舶事故」認定 調査官派遣[12/03 16:16]

2日に波を受けるなどして乗客9人がけがをした、指宿根占航路の船舶事故で、国の運輸安全委員会は「重大な船舶事故」と認定し、3日、船を運航する会社に調査官を派遣して事故原因を調べることにしています。

この事故は、2日の午後4時半ごろ、南大隅町の根占港を出港し、指宿港に向かっていた「高速船なんきゅう10号」が波を受け、船体が上下に大きく揺れ乗客55人のうち60代から80代の男女9人が転倒するなどして、けがをしたものです。
このうち60代から70代の女性少なくとも4人は、腰の骨を折るなどの大けがをしました。

事故から一夜明けた3日、指宿海上保安署は、船長立ち会いのもと当時の状況などを調べました。また国の運輸安全委員会は3日、事故を「重大な船舶事故」と認定。3日夕方から、船を運航する会社に船舶事故調査官を派遣し、運航計画や船の設計資料などをもとに事故の原因を調べることにしています。

指宿海上保安署によりますと事故当時、海上の波の高さは、最大で3メートルでうねりを伴っていたとみられています。一方運航会社によりますと、船長の男性は「沖合いの波は高さ1メートル以内で、運航基準ギリギリだが大丈夫と思った」などと話しているということで、指宿海上保安署が当時の状況などを詳しく調べています。


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