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総額2771億円 鹿児島市 過去最大の新年度当初予算案[02/12 19:27]

12日、鹿児島市の新年度当初予算案が発表されました。森市長にとって4期目最後の編成となった予算案では、一般会計の総額が2771億円となり、過去最大を更新しました。

鹿児島市の新年度一般会計当初予算案の総額は2771億円で、過去最大だった今年度を3.8%上回り、3年連続のプラス編成となりました。

歳入面では、消費税の引き上げに伴って地方消費税交付金などの増加が見込まれています。歳出面では、社会保障費などに充てる扶助費が29億円増えて925億円に上り、歳出全体の3割を占めています。
一方、借金にあたる市債の残高は2585億円と今年度より163億円減る見込みですが、貯金にあたる基金の残高は200億円と過去10年間で最も少なく、厳しい財政運営が続きます。

新年度の取り組みの柱となるのが市街地の再開発。来年1月末の完成を目指すJR鹿児島中央駅東口近くの中央町19・20番街区や、「まちなか図書館」が入る千日町1・4番街区の整備に対する助成金が盛り込まれました。また、市立病院の跡地に「加治屋まちの杜公園」が整備され、桜島の北東にある新島に案内所を整備するための設計にも取りかかります。

さらに、かごしま国体にあわせて観光を盛り上げようと、JR鹿児島中央駅東口に新しい観光案内所を設置する事業も盛り込まれました。さらに「おはら祭」をPRする花電車は、現在は1911年に製造された交通局が保有する最も古い車両が使われていますが、来年の70回記念の祭りに向けて新型花電車の車両を整備する費用も盛り込まれました。

さらに去年7月の記録的大雨では、市内全域のおよそ59万人に避難指示が出されたことも踏まえ、災害などに関する緊急情報を自動で受信する「防災ラジオ」を希望者に有料で提供する事業も盛り込まれました。また、子育て支援や市独自の児童相談所の設置を進めるため、新年度は「こども未来局」も新設されます。

新年度予算案は今月19日に市議会に提案されます。


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