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スポーツ庁「体育時のマスク不要」 学校現場は感染防止策とり授業[05/22 19:35]

学校現場では、新型コロナウイルスへの感染防止のため、児童・生徒へのマスクの着用を呼び掛けていますが、スポーツ庁は21日、熱中症などのリスクを避けるため「体育の授業ではマスクの着用は必要ない」という新しい通知を出しました。一方で、感染防止対策は必要としていて鹿児島市の学校でも、工夫をしながら授業が行われています。

(記者レポート)「鹿児島市の荒田小学校です。現在、体育の授業が行われていますが、先生の話を聞くときには、マスクをつける。走ったり、苦しいときにはマスクを外すなど、児童それぞれが工夫をしています」

スポーツ庁は21日、全国の教育委員会などに、体育の授業中のマスクの着用は必要ないという通知を出しました。今月13日には、文部科学省が「学校教育活動においてはマスクを着用すること」という文書を出していましたが、運動中にマスクをつけることで十分な呼吸ができなくなったり熱中症になったりするリスクがあるとして、スポーツ庁では体育の授業での着用は必要ないとしています。

感染症の専門家は…

(済生会鹿児島病院 久保園高明院長)「今の鹿児島の発生状況と、これから鹿児島が暑くなることを考えると、マスクをすることはその方が危険性が高い。マスクをしないといけないときは、体育をすること自体を考えた方がいい」

スポーツ庁は、体育の授業中のマスクの着用は不要なものの、感染症対策は必要としていて、感染リスクを避けるためには「子供同士の距離を2メートル以上確保すること」「屋外で実施すること」などの対策をとるよう求めています。

荒田小学校では体育の授業中、マスクを外してもよいと指導しています。22日はは曇り空で平年より気温が上がらなかったこともあり、マスクをしている児童もいましたが、多くの児童がマスクを外して走っていました。

(児童)「マスクをつけていると口の周りが熱くなる」
(児童)「しゃべるときはマスクをつけて、体育や遊ぶときはマスクを外して対策をしている」

(荒田小学校 下江嘉誉校長)「体育は、子供たちが好きな教科。思い切り運動させてあげたい気持ちがある。これまでの感染症対策は、継続してやっていきたい」

長い休校が明け、子供たちが楽しみにしていた体育の授業。熱中症からも感染症からも子どもたちを守るため学校現場の模索は続きます。


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