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口永良部島の新岳 気象台「2015年と同規模の爆発の可能性も」[05/22 19:37]

鹿児島県の口永良部島の新岳で20日、火口西側を震源とする地震があり、気象台は「2015年5月と同じ規模の爆発的噴火が起きる可能性もある」として、今後の情報に注意を呼びかけています。

気象台によりますと、口永良部島では20日未明、新岳西側の山麓付近のやや浅い場所を震源とする地震が4回発生しました。震源は、噴煙が9000メートル上がり、全島避難となった2015年5月29日の爆発的噴火の前に起きた地震とほぼ同じ場所でした。

その後、同じような地震は観測されていませんが、気象台は「2015年5月と同じ規模の爆発的噴火が起きる可能性もある」として、今後の情報に引き続き注意を呼びかけています。

口永良部島の噴火警戒レベルは3の入山規制が継続中で、火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石と火砕流に警戒が必要です。

(口永良部島火山防災連絡所 高松政美所長)「差し迫った危険というところは今のところ考えていなくて、レベル上げるようなことには至っていない。今後については、同等の地震が起きればレベル4や5の警報を出すことになると思う」

一方、霧島連山の新燃岳では、火口直下を震源とする火山性地震が20日11回、21日は70回、22日は午後3時までに73回と多い状態が続いています。
地下のマグマの動きを示すとされる火山性微動は観測されておらず、噴煙や地殻変動の状況も特段の変化はみられないということです。

新燃岳では、噴火警戒レベル2の火口周辺規制が継続中で、気象台は火口からおおむね2キロの範囲で大きな噴石に、1キロの範囲で火砕流に警戒するよう呼びかけています。


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