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鹿児島市田上台強盗殺人事件 発生から20年 捜査続く[09/16 19:35]

2000年に鹿児島市田上台の住宅で、ひとり暮らしの女性が殺害された強盗殺人事件は、未解決のまま、9月16日で20年となりました。警察は、引き続き捜査を進めています。

(記者レポート)「近所の住民によりますと、毎年、命日の前に捜査員たちが伸びた枝を切ったり、落ち葉を拾ったりして、きれいな状態に保っています」

事件から20年。現場の住宅は今も当時と同じ姿のままです。
2000年9月16日、鹿児島市田上台で荒木スミエさん(当時73)が、首を絞められ殺害された事件。室内に物色されたような跡があったことなどから、警察は強盗殺人事件として、これまでに延べ6万7000人余りの捜査員を投入。およそ200人が捜査線上に浮上しましたが、解決には至っていません。
当時を知る近所の住人は今も事件を鮮明に覚えていると話します。

(近所の住民 80代)「いつも身ぎれいにして、きれいな方でしたよ。捜査員で騒然としていた風景は忘れられない」

(近所住民70代)「夜、歩くのは怖い。夜8時以降は(散歩の人は)いない。(Q.事件以降?)そうですね」

事件の解決を難しくしている原因は、遺留品などの物的証拠に加え、目撃情報が乏しいことです。

(記者レポート)「周囲は今は明るい街灯がありますが、当時は薄暗かったといいます。人通りも車の通りもほとんどありません」

事件は人目がつきにくい夜に起きたとみられ、現場も住宅地の奥でした。市民からの情報提供も最近は減っていて、去年は1年間で2件にとどまりました。さらに毎年、事件の発生日に合わせて行ってきた情報提供の呼びかけも、今年は新型コロナの影響で中止となりました。

16日開かれた県警の幹部らによる事件の検討会では、事件の風化を防いで、引き続き寄せられた情報の確認や、証拠資料の再鑑定を進めていく方針が確認されました。

(鹿児島西警察署 大川隆則署長)「この事件に時効はない。情報提供をお願いしたい。何とか解決に結びつけたい」

県警では、捜査本部が置かれている鹿児島西警察署=電話099−285−0110で情報提供を受け付けています。


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