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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

2021年度 第7回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:2021年11月24日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 10名
出席委員数  9名
欠席委員数  1名
社側出席数  8名

4.議  題

(1)業務報告

(2)番組審議
番組 録音風物誌『屋久島民謡 まつばんだ』(2020年11月22日(日)午後8:50~9:00放送)

内 容

「録音風物誌」は、全国37の民間放送局を結ぶラジオネットワーク「火曜会」の番組で、各局が制作しています。この回は南日本放送の制作で、今年度の番組コンクールで最優秀賞を受賞しました。
1993年、世界自然遺産に登録された「屋久島」に「まつばんだ」という民謡があります。「屋久の御岳を愚かに思うなよ 金の蔵よりゃなお宝」という歌詞は、この歌の象徴的な部分です。音階は琉球音階に似ていますが、いつの頃から歌われているのか、だれが作ったのか。そして曲のタイトル「まつばんだ」の意味を知る人も、今はいません。
しかし「この歌こそ屋久島の宝」と信じて歌い継いでいる人たちがいます。歌に込められた思いを伺うと共に、屋久島が育んできた文化のひとつを紹介しました。

主な意見は以下のとおり
  • 「屋久島民謡 まつばんだ」の謎を提起して、その謎に迫ろうとする中で、失われつつあるものに目を向けたところは評価出来る。
  • 象徴的な歌詞と節回しの紹介だけでなく、全部聞いてみたかった。
  • 失われていく無形文化財を継承して次世代に残すことの大切さをあらためて思った。
  • 山への畏敬の念が歌われていることがよく分かったが、何故こういう歌詞なのかをもっと掘り下げて欲しかった。
  • 屋久島は環境文化村構想に取り組むなどして世界自然遺産になった。屋久島だけでなく、鹿児島の多様性を大事にしなくてはならないことについて気付きの番組だった。
  • 琉球音階に近いということで、黒潮文化をあらためて感じた。
  • 屋久島の自然や暮らしなど、もっと音で風景を思い浮かべられると良かった。
  • 海を通じた人の行き来で、琉球から屋久島に伝わったかも知れない背景など、「まつばんだ」のルーツの謎解きをやって、面白さを出して欲しかった。
  • 謎だらけの民謡のことを初めて知った。貴重な遺産を継承する必要さも感じた。「やくばんだ」と屋久島の他の民謡とどう違うのかについても興味が湧いた。
  • 番組を聞いて、森や小川の風景が浮かび、頭の中で、屋久島を旅した気分になった。奄美や琉球の音階を実際に聞かせることで、「やくばんだ」との違いを納得出来たし、その手法も新鮮味があった。百歳になってやっと歌えるハードルの高さが、この民謡が途絶えた理由とする番組構成も分かりやすかった。
  • 「やくばんだ」の謎について、答えは見つからなくても、この民謡の面白さに興味を持たせる内容で良い。知らない世界を気付かせてくれる良い番組だと思う。
  • 屋久島に行ったことがあるので、ラジオの音だけで自然のイメージが湧いた。行ったことの無い人はどうだろうか。
  • 「やくばんだ」は何を歌っているのか。歌のルーツの謎解きなのか。短いの番組なので、どこにクローズアップしていくのか大変だったと思う。
  • 黒潮文化で伝わった琉球音階なのか。海の行き来はどうだったのだろうか。「まつばんだ」の意味は何なのか。10分間という短い番組ながら、色々な興味を掻き立てる番組だ。

以上