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1964年6月27日、MBCの創立10周年を記念し、青少年の情操教育の一助と地域の音楽文化の向上を目的として「MBCジュニアオーケストラ」が結成されました。当時、青少年非行化の問題は世界的な風潮であり、情操教育のひとつとして各国で青少年オーケストラ運動が盛んでした。また、国内でも文部省や有志団体を中心に運動が高まりつつあり、鹿児島では「美術では高い水準を誇るも音楽面のレベル向上はこれから」と、MBCが中心となり音楽家や教育関係者の協力を得て発足する運びとなりました。民間放送局の青少年オーケストラ結成は地方では初めてのことであり、全国紙でも取り上げられるなど話題となり、遠くは北海道から励ましの便りが寄せられるほどでした。

発足時は小学生10人・中学生10人、高校生7人、指導者5人と客員演奏家10人を加えて総勢42人。翌年から毎年1回定期演奏会を開催するようになりました。演奏歴としては、1968年皇太子夫妻を迎えての「明治百年記念式典」における特別演奏、1969年米国・ジョージア州ノースフルトン高校合唱団との親善演奏会、ニューヨーク州ロングアイランドユースオーケストラとの合同演奏会、1977年「西郷南洲没後百年記念式典」など。1976年にはアメリカ独立200年を祝って総勢60人が渡米し、各地を巡回公演、音楽を通しての親善に貢献したことが評価され、1978年「鹿児島県芸術文化奨励賞」を受賞しました。 


定期演奏会(1968年5月)


練習風景
 
1985年4月、結成20周年を契機に「MBCジュニアオーケストラ」は団員の枠を大学生まで拡げ、「MBCユースオーケストラ」と名称を変更しました。これにより演奏能力が一段と向上、大学生を中心とした小編成オーケストラによる新たな演奏活動なども行われるようになりました。1987年の定期演奏会ではアメリカの新進ピアニスト、アーサー・グリーンと共演、ベートーベンのピアノ協奏曲第五番「皇帝」を披露しました。

MBC創立35周年を記念して、1988年からは地方公演をスタート。長島町を皮切りに大口、末吉、鹿屋、川内と県内各地で演奏し、地元のママさんコーラスや中学校吹奏楽部とのジョイントコンサートは地域にとけこむ音楽会として喜ばれました。1991年は姉妹局・全州MBCの縁で韓国を親善訪問。全州市、群山市で福島雄次郎作曲「ヤポネシア組曲“祈り”」などを演奏。この時から団服が鮮やかなライトブルーに替わりました。また、この年からOBの尾崎晋也が指揮を担当することになり、クリスマスコンサートも恒例のイベントとして実施されるようになりました。

1993年、長年にわたる芸術・文化の振興に対する貢献が認められ、MBCはマスコミ界では初めて、社団法人企業メセナ協議会の「メセナ特別賞’93」を受賞しました。常時80人程の団員(小学4年生以上25歳未満)が在籍し、現在は6人の指導者のもと、週1回の練習に励んでいます。

これまでに1,000人を超える青少年が巣立ち、国内はもちろん、尾崎晋也(ルーマニア国立トゥルグ・ムレシュ交響楽団音楽監督・MBCユースオーケストラ常任指揮者など)、下野竜也(2001年、小澤征爾が世界的デビューを果たしたフランス・ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝)、斎藤静香(クラリネットでドイツ国家芸術家称号試験に最高点で合格)ら、世界的に活躍するプロの音楽家も誕生しています。また、地元のアマチュアオーケストラ「鹿児島交響楽団」のメンバーの多くは同オーケストラの出身です。

韓国を親善訪問(1991年3月)

クリスマスコンサート(1992年12月)

合宿練習風景(2002年8月)



年2回(4月・9月)入団試験を実施しています。
秋季団員募集中
(1)小学4年生以上、満24歳までの方。
(2)週1回の練習(毎週土曜日18:00〜20:30、MBC7Fホール)と、その他の演奏活動に確実に参加できること。
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