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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

平成27年度 第8回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:平成28年1月29日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 11名
出席委員数  9名
欠席委員数  2名
社側参加数  7名

4.議題

(1)諮問
「南日本放送 放送基準」の一部改正について

内容

「日本民間放送連盟 放送基準の一部改正」(平成28年3月1日施行)にともない、それを準用している「南日本放送 放送基準」も改正することについて番組審議会に諮問し、「諮問事項の内容は妥当である」との答申を得た。

(2)番組審議 テレビ番組 新九州遺産
『太古の地球を感じる島 甑島』(1月1日(金) 午前7:30~8:25放送)

内容

鹿児島県本土から西におよそ30キロの東シナ海に浮かぶ甑島。
海からそそり立つ高さ200メートルに及ぶ断崖は、一番古い地層で今から8000万年前の白亜紀のものです。
恐竜の化石も発見され、地球太古の姿を知る地として国際的に注目を集めています。またユネスコ無形文化遺産に登録された「トシドン」をはじめ、甑島には独特の文化が育まれてきました。
甑島のダイナミックな自然景観、そして人々によって大切に守られてきた伝統行事を描きながら、甑島の魅力を伝えます。

主な意見は以下のとおり
  • 甑島の景観、四季折々の植物、人々の暮らしの様子がバランス良くまとまっている素晴らしい番組であった。親子相撲はぐっとくるシーンであった。
  • 恐竜の化石の発掘のシーンで、当時の恐竜の分布やどこから来たのかなども分かれば、太古の地球をもっと感じれたのでは。
  • 高校進学の為、島を離れる子供達は、また島に戻るのかどうなのか知りたかった。
  • 映像がとても綺麗だった。八幡神社の祭をはじめ希少な伝統が残っていることを知った。鹿児島にはまだ知らない土地が多いことを改めて知った。
  • 甑島が国定公園に指定された理由が良く分からなかった。花は今が見所と説明する部分では、時期をOLして欲しかった。
  • 島で暮らす人々がいい顔をしていると感じられた所が何よりも良かった。花々の紹介が秋中心であったが、四季を通じてもっと見たかった。
  • 伝統行事や文化、人と人の絆が失われていく中、こんなにも残っている所があることを初めて知った。子供への伝承も描かれていて良い番組であった。
  • 甑島の地層や化石の話ばかりでなく、暮らす人々の笑顔や絆が描かれていて島の魅力は人が作っていると感じた。
  • 島に若い人が多いのは何故か知りたかった。島を出てそして戻ってきて家族を育む人々はどういう思いでそうしているのか聞きたかった。
  • 「太古の地球を感じる島」というタイトルなので、8000万年前の甑島の姿、今までの生い立ちも見せるともっと良かったと思う。
  • 鹿児島は離島県。それぞれの島に固有の伝統、文化、生活がある。離島をあまり知らない人も多い中、色々な島の姿を若い人たちに紹介する機会をもっと作って欲しい。

以上