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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

平成28年度 第4回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:平成28年7月27日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 11名
出席委員数  6名
欠席委員数  5名
社側参加数  7名

4.議題

(1)番組審議会委員長会議 報告
7月1日に宮崎市で開かれたJNN九州・沖縄地区番組審議会委員長会議について、各局から出された意見や要望・TBSの見解について事務局が報告した。

(2) 番組審議
テレビ番組 『家族スパイダー~くも合戦にかけたひと夏の物語~』
放送日時 2016年7月23日(土)午後3:00~3:54

内容

400年前、薩摩国の島津義弘は、文禄・慶長の役に加治木出身の兵士を大勢連れて参戦、その陣中で兵の士気を高めるためにクモを戦わせて見せたのが加治木くも合戦の始まりといわれています。
くも合戦が近づくと、大人も子供もヤマコッ(コガネグモ)採りに夢中になります。
勝負の駆け引きは採集から始まり、目指すは予選を勝ち抜いた強いクモのみが出場できる王将戦で優勝すること。捕獲場所やトレーニング方法は決して相手に教えません。
たかがクモ、されどクモ。一年に一度の大勝負。手塩にかけて育てたクモに思いを託す人々と、祖父の代からくも合戦に挑み続けるある一家の挑戦を描きます。

主な意見は以下のとおり
  • 加治木くも合戦の舞台裏が良く分かった。
  • 主人公の家族は何故ずっと強いのか。何か秘訣があるのか。そのあたりが分からなかった。
  • 都市化で自然が減り、くもの捕獲も加治木周辺だけでなく広範囲になっていると聞く。今はどうなっているのか知りたかった。
  • くも合戦を見つめる熱い眼差しが凄く、映像に迫力があった。
  • 強いくもを育てるために、どんなえさを与えているのか。どのようなトレーニングをしているのか。手の内は見せられないのかもしれないが知りたかった。
  • くもを怖がる人は多いが、くも合戦のある加治木の人達にとってはどのような存在なのか紹介して欲しかった。
  • 自然の中でくもを捜し歩き、見つかると喜び合う家族の様子が新鮮であり、良いなと思った。
  • くも合戦が終わると、くもを野に戻すシーンを見て、くもを尊敬し大事にしていることが良く分かった。
  • 5月末からくもの捕獲を始めて、くも合戦までの2ヶ月のある家族の生き方だったが、それ以外の10ヶ月ではどのようなことをしているのか知りたかった。
  • くもを通して家族の絆や一致団結する力を見せてくれた。凄いし素晴らしいと感じた。
  • くも合戦に挑む家族だけでなく、それ以外の加治木の人々の盛り上がる様子も見せて欲しかった。
  • 最初に強いくもの形や色を紹介してから、それに向かってくもを探したり、育てたりする様子を見せると、番組を見る人により伝わったと思う。
  • くもを強くするためのえさやトレーニングは教えられないのかもしれないが、質問してみるシーンはあっても良かったと思う。
  • ディレクター自身によるナレーションは素人っぽくて良い面もあったが、歌詞の入ったBGMと現場の音声が重なると、煩く感じる所もあった。
  • くも合戦は島津義弘が始めたそうだが、行司も裃姿で格調高い行事であった。義弘公を偲ぶことが本当の意味ではと感じた。

以上