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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

2019年度 第9回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:2020年2月26日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 10名
出席委員数  7名
欠席委員数  3名
社側参加数  8名

4.議題

番組審議 テレビ番組 日本のチカラ『ど・ローカル閃隊 タネガシマン』
(2月9日(日)午前6:15~6:45放送)

内 容

「日本のチカラ」 は、全国各地の「魅力あふれる産業」 を通して、地域の歴史や文化、人々の英知や営みを学び、日本の技術力・地方創生への道を描く全国33局で放送しているネットワーク番組です。この回は南日本放送の制作で、種子島のご当地ヒーロー「タネガシマン」の活動を追いかけました。
「タネガシマン」は、中種子町の青年団のメンバーが集まって結成、様々なイベントの舞台に出演したり、島外にも行って、種子島の観光地や特産品のPR活動に励んでいます。活動開始から20年、これまで演じてきた舞台の数は300を超えました。
そんな舞台を作り上げるのは、「種子島アクションクラブ」代表の髙磯勝俊さん。本業である農業の傍ら、日々寝る間を惜しんで、タネガシマンを演じています。
タネガシマンは、何故島の人々から愛されているのか。そして舞台はどのようにして作られるのか。その秘密に迫ります。

主な意見は以下のとおり
  • 委員全員が笑って見る番組は珍しい。地方創生をテーマにすると産業振興などに目が行きがちだが、大人の真面目な遊びで、地域に笑顔を伝播し続けていることが、地方創生につながっていると思った。
  • 肩に力を入れずに、自分達も楽しみながら、回りを引き込んでいる。島を元気づけている魅力ある活動だ。
  • 手作りのご当地ヒーローだが、20年間続けてきて洗練された内容になっている。主人公の人間力が地域力だと思った。
  • マネージャーもおらず、練習スタジオも無い中、長年続けてきたのは、この活動も島のことも本当に好きなのだなと思った。
  • 言葉など島の文化にも触れながら伝える番組構成が素晴らしかった。大人の真面目な遊びを、子供達が暖かく見守っているような様子がおかしかった。
  • プロに頼まず、お金もかけず、自分達だけで作っていく姿に、地域力を感じた。険しい顔だらけの建築士会が、ショーの後、笑顔だらけになる対比が面白かった。
  • 主人公の人柄が全面に出た良い番組。これまでに321本の舞台を作ったということは、一ヶ月に1本以上の計算。その驚異的な制作意欲と活動に敬意を表したい。

以上