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南日本放送 番組審議会

南日本放送番組審議会 概要

2020年度 第6回 南日本放送番組審議会

1.開催日時:2020年10月21日(水)午前10時30分~
2.開催場所:MBC放送会館 5階会議室
3.出席者

委員の総数 9名
出席委員数  9名
欠席委員数  0名
社側出席数  7名

4.議  題

(1)放送番組の種別等の公表について

(2)番組審議
番組名称:
テレビ番組 日本のチカラ『毎日がいいね!~田中達也のニューライフ~』(10月4日(日)午前6:15~6:45放送)

内 容

「日本のチカラ」は、全国各地の「魅力あふれる産業」 を通して、日本の技術力・地方創生への道を描く全国33局で放送しているネットワーク番組です。
この回は南日本放送の制作で、日常にある様々なものとジオラマ用のミニチュア人形を組み合わせたアートを創作する田中達也さんの活動を紹介しました。
田中さんの仕事スタイルは1日1作品、鹿児島を拠点に鹿児島から発信すること。2011年4月から毎日インスタグラムに作品を投稿しています。そんな中、新型コロナの影響を受けて、個展が中止や延期になるなどしています。日常が変われば、それに伴い作風にも変化が起きます。
新型コロナによって起きた新時代の到来と共に求められる、在宅ワーク中心のライフスタイルにも密着しました。

主な意見は以下のとおり
  • 1日1作品をインスタグラムに投稿して、アイデアが枯渇することがないのか、葛藤はないのか、聞いてみたくなった。
  • アイデアをスマホの中に記録していたが、整理の仕方がビジネスでも使えると思った。
  • 世界中にファンを広げても、常に進化している。コロナ禍でもふさぎ込まず次のクリエイティブの手法に取り組んでいる。その創造の源を知りたくなった。
  • 鹿児島に住みながら世界を相手に活動している姿を紹介することに価値がある。
    自分もという人も出てくるのではないか。
  • ミニチュア作品の中に本人を入れ込んで話してもらうなど、演出と映像がおしゃれで恰好良かった。
  • 田中ワールドを上手く取材している。鹿児島の空気感の中で作品を作り、世界中にファンを得ていることは新鮮な驚きだ。
  • 田中さんの在宅ワークは、コロナ禍で同じような境遇にある方々に、共感を得られる示唆となるのではないか。
  • 田中さんの活動が、地方のクリエイターの価値を上げているというメッセージが番組の中にしっかり盛り込まれていた。
  • モノづくりに携わる者として、世代の違いを感じた。見立ての力が凄いしアイデアが素晴らしい。若い人たちのモノづくりを改めて感じた。
  • 田中さんは、コロナ禍でも前向きで明るく、プラス思考のモノづくりの理念が良く出ていた。
  • 田中さんの見立ての力を見て俳句を思い出した。五・七・五の制約のように、ミニチュアという制約の中で、ユーモアを生み出している。
  • アイデアのひらめきが羨ましい。そして、たくさんのアイデアを整理出来ていることが素晴らしい。
  • コロナ禍でも「ただでは転ばない」と言い、マスクさえも作品の材料にする。その前向きな明るさには学ばせられた。テレワークの強みも生かして、鹿児島にいながら世界を相手に活動するひとつの形を示した番組だ。

以上